台湾の多様な茶のカタチには多様な楽しみ方アリ 台湾の農家さんを訪ねていると聞かれるのは、「日本にいったらお抹茶の体験はあっても、煎茶の体験ができるところがない。日本人は抹茶しか飲まないのか?煎茶は楽しまないのか?」ということ。日本の茶道というと型となって伝わっているのですが、たしかに、抹茶以外の煎茶や玉露、かぶせ、碾茶など、多様な茶が味わえる茶館のような場所は少ないのではないでしょうか? 台湾では、茶芸館で茶を飲みながら寝転がってるひとがいたり、茶農家さんのところに遊びにいくと気軽に茶をいれてくれたり、もっと茶が暮らしに近い身近な雰囲気。烏龍茶がやはり多いのですが、ちょっとしたレストランでも多様なお茶がおいてあるのは普通で、茶芸館までいかなくても身近に楽しめます。消費地ではなく、もっと産地へ、買い付けとかではなく、ちょっとおでかけしたい、そんな気分で訪ねられる生産地もたくさんあります。 でも、日本の台湾ガイドブックには、茶館の情報はあっても、なかなか生産者の情報はのっていなかったりします。今回は、台北や台中の茶館ではなくて、もう少し生産地に近い場所でお茶について学べる場所をいくつかご紹介したいと思います。 まずは、台湾の地図を見てもらうと、島の中心部は…
台湾で4年半前に始まった生産者とつながる畑の食卓イベントを主催するグループ「稻田裡的餐桌計劃-幸福果食」を訪ねて来ました。 幸福果食は4人のスタッフとボランティア(ここでは、「夢行者(夢を実践する者)」というそう)運営する農業支援の会社。 4年半を通じた活動で、台湾中の約300の農家とつながり、毎週どこかの農家のところでイベントを開催しています。 私が今回参加したのはそのイベントの一つでもあり、4年半前のイベントのはじまりとなった記念すべき地での晩餐会。 中山休閒農場に集合し、バンで坂道を上がっていきます。 中山地域の集落は、まちを見渡せる高台にあって、空気がかわる。そして、柚子の花がいま満開の季節で、甘い香りが茶畑に広がっていました。 宜蘭は、有機農業の先進地として知られ、こちらの集落も全体がオーガニック。 ここでイベントの説明。 「ようこそ!これから、あなたたちは摘み子になります。工賃は100g 10元です。」 お客さんたちは、台北を中心に香港、日本、家族連れから20-30代の女子グループ、都会から地方の暮らしを体験しに来ている人たち。 講師は宜蘭で有機農業に取り組む29歳のUターン農家、正福製茶さん。親子で緑茶の製茶を教…
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