20.5.30 新型肺炎に係る台湾の入国制限について

新型肺炎への対応についていち早く行動した台湾ですが、復興への道のりについても「防疫旅行」→「安心旅行」→「国際旅行」の3ステップで観光復興を図るとスケジュールの目安を示しています。

交通部からの発表によると、国際観光は10月から随時解禁の予定ですが、パラオなどの島嶼部やニュージーランドなど、感染者がゼロの国から解禁になるとされていて、日本人が10月からはたして入国できようになるかというのは今後の動向次第でしょう。第2派が秋以降にくると難しいかもしれません。また状況が変わればレポートします。

以下、参考資料。


台湾交通部観光局からの発表

◎ 第一段階 防疫旅行(5/27~7/31)

台湾国内旅行業界による視察ツアーの実施、ソーシャルディスタンスを取ったうえで、6月1日から台鉄、高鐵車内での飲食解禁、食後マスクの着用を継続。

6月25日端午節連休から立ち席や自由席の販売禁止を解除する。

◎ 第二段階 安心旅行(8/1~10/31)

安心旅行と公共交通抑制の緩和を拡大。台湾国内の団体旅行やFITの宿泊、テーマパークの入場、台湾観光バス、郷土色豊かな旅行等優待推進案を実施。

8月1日より台鉄、高鐵での飲食、車内販売の解禁、前後左右空席という「梅花座席」販売制限を解除。桃園空港ターミナルへの立ち入り制限の解除、更に感染状況と中央感染症指揮センターの指導の下、マスク着用、体温測定とソーシャルディスタンスの制限を解除する。

◎ 第三段階 国際旅行(10/1~12/31)

世界の感染状況がまだ厳しい状況にある為、国際観光の緩和指針は、第三段階期間にて実施、中央感染症指揮センターと外交部の評価により、感染抑制に成功した国との「国際観光連盟」を推進し、各主要マーケットの水際対策及び台湾との直行便運航状況に応じて、国際間での訪台マーケットの復興と誘致を目指すものとし、同時に中央感染症指揮センターの段階的な水際対策の緩和に合せて、トランジットの制限解除や帰国者の公共交通の利用許可、クルーズの寄港及び中国との空と海の直行便、金門、馬祖の船舶運航を順次開始していくとしています。

3.現段階では、国籍を問わず、入境、航空機のトランジットを禁止。

例外として、居留証、外交公務証明、ビジネス契約履行証明またはその他の特別な許可が必要。

(但し入境後に14日間の自宅又は指定ホテル滞在の検疫対象になります)

4.なお台湾当局では、今後の日本における「新型コロナウイルス」の発症状況に応じて、入国措置は変更の可能性があります。



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方針が示されましたが、状況は刻一刻と変わる可能性があり、また、入国が解禁されたとしても本当に安心して受け入れてもらえるのか、感情論の問題も出てきます。いきたい気持ちは募りますが、ワクチンが開発されて終息宣言が出されるまでは何年かかるかわかりませんが、不要不急の渡航は控えるのがよいかと個人的には思います。参考までに。

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